太陽光あるならEV? 2022年3月

前回まで
2010年に400万円近い投資をして導入したオール電化+太陽光は、
燃焼→ヒーポンの効率差、ガス→深夜電力による単価の安さ、FIT制度による実質電力単価の削減によって、導入時の営業マンさんの言葉通り、10年目にして元が取れました。

しかし、安堵したのも束の間、

 ・売電単価の大幅下落(48円→8.5円/kWh)、
 ・オール電化電力プランの買電単価の値上げ(深夜12円→15円/kWh)、
 ・エコキュートの不調(お風呂へのお湯ハリが出来ない)、
 ・太陽光パワコンがそろそろ耐用年数、

などなど、

「元を取った後は丸儲け」の野望wに暗雲が立ち込めてきました。

そんな折、初夏から車がもう一台必要に
我が家には車が既に3台あったのですが(田舎ッす)、
家族の生活の都合で初夏から4台目が必要になることとなり、

「中古探すとしても、またガソリン代の負担かぁ・・・」

とぼやいていたところへ、

「卒FIT後は、EVとV2Hがお得」

の文字が。

「EV? せっかくオール電化・太陽光の元が取れたのに、また数百万の投資?」
とブツブツ言いつつも、なぜか、もう頬は赤く・・・

 ・車は基本的に好き
 ・電気ガジェット大好き
 ・最近のEVブーム気になる

ってことで、

どれくらいで元が取れそうか?を計算してみることにしました。

我が家のEVの使い方予定から車種を選定
走行距離             2000km/月 → まあ100km/日

EVメーカー選び
昨今は、輸入EVが猛威を振るっていますが、
日本のV2Hに対応している車種だと、国産EVにしておくのが安心

やはり現状は経路充電場所が豊富な日産EVかな?
(トヨタのEVを日産Dで充電する勇気なし)

圧倒的に単価の安い、自宅の深夜電力で充電するとして
翌朝までには満充電に戻って欲しい

と言うことで、同社EVから
航続距離と一晩での充電の可否を確認

表 日産EV比較
(自宅充電のみでの実質的な行動半径、電ケツ直前から一晩で満タンに戻せるか?)

車種電池容量 (kWh)実用航続距離(片道)
(経路充電使わず)
一晩で満充電まで可能か?
(V2Hの充電速度は6kW)
アリア
B9
91200キロ×
アリア
B6
66150キロ
リーフe+62150キロ
リーフ40100キロ
サクラ20 50キロ

上表での整理と、

 ・投資がガソリン車+100万円程度の出費で済み、
 ・たまの遠出にも対応出来て、
 ・中古市場でタマが多く手に入りやすい

などから、中古の日産リーフ40kWh を選択することに。

サクラは たまの遠出で苦労しそうなので落選。

アリアは
リーフと同程度の行度半径に限定すれば、
一晩で満タンに出来なくても問題ありませんが、
我が家からすると、ファーストカーの車格・価格であり、
かつ、「新車、擦りそう」アレルギーの家族らからも総スカンとなったため、
今回は残念ながら落選。

次回、家の車の数をもっと減らすときが来たら、
その頃には出ているであろう次期リーフなどと一緒に考えます。

ランニングコスト試算
リーフの場合にどれだけランニングコストが節約できるかを確認

ガソリン車の場合
 燃費  15km/L
 燃料代 160円/L
 → 燃料代 21300円/月 → 26万円/年 

リーフの場合
 電費  7km/kWh
 電気代 15円/kWh(オール電化契約・深夜電力利用)
 → 電気代 4300円/月 → 5万円/年

ランニングコスパ 5倍!!! 凄く良いじゃん!!
年差額20万円なら、購入差額100万円は5年で元取れるぞぃ!

投資回収に苦しんだこのFIT10年での反省は、もうどっかに行ってしまっています (^0^;)

次回予告
EVって、とても安価な大型蓄電池なので、
太陽光発電余剰電力を売電せずに自宅で夜間利用するなどにも活用できるし、
卒FITにまさにフィットしています(?)

では、今日はここまで!

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