据置蓄電池+V2Hの導入を検討 2022年春

前回まで
たまたま、家族の都合で追加の自家用車が入り用になり、
中古EVのコスパの良さに惚れこみ、
更に、卒FIT後の太陽光発電電力自家消費のために、
EV+V2Hなら更にメリットがありそう、
更に安価な深夜電力の日中利用にも有用そう
と思ったのも束の間、

EVからのV2Hは効率が悪く、
「深夜電力蓄電の翌日夕方利用は赤字になるかもしれない」
とのことで、膨らんだ期待が一気に萎み始めていました。

据置蓄電池は高効率
そんな折、

 ・EV・V2Hと異なり据置蓄電池の充放電効率は比較的高い
 ・最新機種だと、太陽光・据置蓄電池・EV+V2Hを纏めて取り扱え、
  それぞれのパワコンの共用でトータルの変換効率が高い
 ・しかも太陽光のパワコンも内臓

との口コミが、後光を纏って目に飛び込んできました。

猛者のユーザーの方曰く、新型の充放電効率は
 据置蓄電池で 90%程度
 EV+V2Hでも 70%程度
は出ているとのこと。

これなら、深夜電力 15円/kWh を蓄電しても、
 据置蓄電池              15/0.9 = 17円/kWh
 EV+V2H                       15/0.7 = 21円/kWh
となって、オール電化契約での朝夕の買電単価26円/kWhよりも安価になります。

下図は、新型の太陽光・据置電池・V2Hシステムを使った場合の予想単価順位です。
理想は、実質の電力単価が蓄電池やEV利用により、
右端3つの朝晩買電単価よりも安価になることで、なんとかなりそうに見えます。

図 太陽光・蓄電池・V2H利用での電力単価比較

この試算によると、
太陽光の蓄電利用は無料ですので当たり前として、
深夜電力を据置蓄電池やEVへ蓄電して、
翌日の朝晩に利用した場合でも、電力会社からの買電単価を下回れそうなことがわかりました。
(ただし、EVの経路充電利用による買電単価の上昇は、この試算から除いています)

以上から、
 ・無料の太陽光余剰電力の自家使用
 ・安価な深夜電力でのEV充電
 ・そろそろ耐用年数に近づいていた太陽光発電用のパワコンの交換
も当然、達成できます。

良いじゃん!!(直ぐに復活)

しかし、定価でビックリ
メーカーに定価リストが載っていたため、
我が家希望のシステム構成で集計してみると、

総額、定価で 400万円~500万円(EV購入費は除く)!!

高っ!・・・、保証期間は15年か?
これは15年オーダーなんかで元が取れるのだろうか?

だ、ダメじゃない?・・・・・

またもや、直ぐに怖気づきます。

V2H業者さんで見積、補助金利用も相談
定価だけ見て悩んでいても仕方がないですし、
昨今は、V2H、蓄電池、EVそれぞれで、
国や自治体からかなり手厚い補助金がいただけるので、
ネットで最も評判が良かったV2Hの業者さんに、
補助金利用した場合の見積をお願いしました。

結果、
自己負担(値引き、補助金利用)は驚きの

約60万円 ポッキリ!!
(あのメーカー定価は何なんでしょうか?、
 更に、補助金も本当に手厚く補助して頂けます)

「ただし、補助金は大変人気で、
 今年も秋には底をつくので、今申し込まないと出遅れますよ!」

との
12年前のオール電化導入時にも同じようなフレーズを聞いたことがある
V2H業者の営業さんの常套句をありがたく頂きますw

いえ、信用しないわけではありませんが、
その後、国・自治体各補助金の交付要綱は、隅から隅まで読み漁り、
 ・確かに我が家のケースは、交付要件を満足してること
 ・毎年、秋には補助金が枯渇してしまっていること
を確認し、

その業者さんとV2H・据置蓄電池の購入・設置契約を結ぶこととしました。
各種補助金の交付申請や実績報告も支援してくれます。

工事は補助金の交付が決まってからなので、
秋ごろになるとのことで、

その間は、棚上げになっていた中古EVを探すこととしました。

次回予告
中古の日産リーフ(2代目、40kWh)を購入。

そこには新たな世界が広がっていました。

では、今日はここまで!

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