初めてのEV 2022年6月

前回まで
ランニングコストのパフォーマンスが良く、
(ガソリン車の5倍)
5年程度でガソリン車との購入差額も回収できるとして、
我が家4台目の自家用車は中古EVとすることに。

また、卒FIT対策として、
EV+据置蓄電池付V2Hも有効であることを確認できたので、
V2H・蓄電池の契約も完了。

秋にV2Hが自宅に来るまで、
4台目導入を待っていられない家庭の事情もあり、
EVは6月に中古の日産リーフ40kWhを購入しました。

また、既にEV所有していると
V2H補助金の補助率も上がるとのメリットもありましたので。

購入した中古日産リーフについて
・2代目 ZE1
・走行距離 5万キロ
・2017年式 ナビ画面が7インチ(ちっこい)
・電池容量 40kWh
・セグ とりあえずフルセグ、SOHは89%ぐらい
・運転支援 プロパイロット(初代)
・前のオーナーさんは綺麗に乗られていて、
 ほぼ自宅での普通充電のみで使われていたようです。

初EVの感想(上述の中古日産リーフの場合、初夏〜秋)
好印象
・加速が良い(0加速も、中間加速も)
・トルクが厚い(急坂でもグイグイ登ります)
 3Lガソリン車並に感じます

・静か(室内も、車外も)
 ただし、室内静かでもサスやシートがチープなので
 乗り心地など含めたトータルな穏やかさは
 高級車には及びません

 でも、車外も静かなのはとてもGood!

 夜の道の駅でも、アイドリング音が全くしないので
 空調使っていても、周囲に気を遣わなくて済みます

・重心が低く、コーナーでロールが少ない
 重い電池が床面に敷き詰められている所為か、
 腰高の割には急なコーナーでもロールが少なく安心できます

・アクセルオフで回生ブレーキが適度に効くので山道の下り坂が運転しやすい
 エンブレのようにアクセルオフ時に適度な回生ブレーキが効くので、
 長い坂道などでもフットブレーキ多用せずに降りてこられる

 ただ、マニュアル車全盛時代は当たり前でしたけど、
 ブレーキランプ付かずにかなり減速するので、
 最近の車の感覚に慣れている後続車はビックリするかも

ダメなところ
・ブレーキの踏んだ感がバネ踏んでるみたいで不安
 制動にメカブレーキと回生ブレーキを共用しているので
 フットブレーキは一種のスイッチというかボリュームになっています

 よって、足でディスクを押しているような、あのダイレクト感がなく、
 バネ踏んでいるみたいで、本当に止まるのか不安になります 

・航続距離が短い
 経路の急速充電メインだと残量80%からの使用なので
 100㎞走ると、もう次の充電を探すことになる

 我が家のメインの使い方では特に問題になりませんが、
 旅行でこれだと、所要時間に大きな差が出てしまいます
 我が家には、満タンで1300㎞走ってくれる車もあるので、
 急ぐ遠出の際にはそっちを使えば済みますが、
 リーフメインの場合、
 旅行の予定は充電時間を考慮しておかないと台無しになります

 ただ、1・2時間で必ず30分程度の充電休憩が入るので、
 うちの柴犬にはとても好評でしたw

リーフのパッケージについて
・ZE1の前期型は純正ナビが小さくて見るのが大変
 画面が7インチと小さくて、
 しかもダッシュの空調出口より下の方に表示されるような
 一昔前のナビ配置のため、
 運転中に確認するのが大変
 代わりにHUDだけでも欲しいところです

 前述の通り、当時、超高価だったリチウムイオン電池の原価だけで
 車の販売価格をオーバーしてしまっており、
 この辺りのパッケージを工夫する余裕がなかったのかと

 とにかく、大きな電池積んで、安全に走る曲がる止まる車を
 世の中に出しましたって車だったのだと、
 パッケージの随所に感じます

 この辺り
 後発のアリアやサクラはよく改善されており、
 リーフも次期型では大きく改善されるのかと。

・ナビの経路案内が使えない
 とんでもない経路で案内されることしばしば

 でも、電池残量警告や充電スポット案内など、
 EVと連動した機能も多く、社外品に取り替えるのは躊躇われます

 ちなみに、今まで使ってきたナビの中で、
 経路選定が良いと感じたのは、
 カロッツェリアが一番でした。  

・プロパイロット(初代)がすぐに支援を止める
 まあ、あくまで人間が主導のシステムですので仕方ありません。
 でも、世代が異なりますが、
 同時期に販売されていたスバルのアイサイトver.2は、よく出来ており
 あちらに慣れてしまっていると、リーフはかなり怖い思いをします。
 最新のプロパイロット2.0には自信があるようなので、体験してみたいです。

 あと、運転支援での車間設定が近い。
 一番車間を広く設定しても、アイサイトの中間設定ぐらいしか取れません。
 時速100㎞の時は車間100mと言われますが、
 リーフのプロパイロットは最広でも車間50mくらいかと。

・意外に幅広
 小さく見えますが、横幅1790㎜ もあります。
 (マークXなみ)

・ラゲッジの床が低い
 燃料タンクが無いため、
 ラゲッジの床がかなり低くなっています。

 今なら、床を二重底にして、
 床下収納と後席畳んだ時のフラット化を両立させるのでしょうが、
 そんなパッケージの工夫をする余裕もなかったのかと。

 当初、この深いラゲッジを柴犬様のお席にしようとしましたが、
 あまりに低くて、暗く、外も見えず、
 主たちとも離れてしまって、クンクン鳴いていたので、
 すぐに、2列目シートが柴犬様専用のお席となりましたw

・備え付けのAC100Vコンセントがない
 トヨタや三菱のPHVにはあるのに、
 せっかくの巨大な電池が持ち腐れになっています。

 車中泊などで重宝しそうですが、
 こちらも予算的に余裕がなかったのでしょう。

 経産省からの政策的な側面もあったのでしょうが、
 V2Hに対応してくれただけでも
 よく頑張ってくれたなと思います。

次回予告
あれ、行きと帰りで消費電力が違う?

では、今日はここまで!

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