EVの不便さが楽しい 2022年秋

前回まで
地球環境に優しいからとかの理由ではなく、
近場の足としても使えて、太陽光の余剰電力を貯められる安価な電池として、
我が家はEVを導入しましたが、
航続距離が短い、充電時間が長いなど、まあ不便な車です。

でも、付き合ってみると、これが結構楽しい。
今日は、そんな一面を紹介します。

辿り着けるのか? が楽しい
自宅満充電でも150㎞、経路充電からだと100㎞も走ると、
電池の残りが不安になってくるため、次の充電場所を探すこととなります。

当然、最短距離で目的地を目指すことも出来ませんし、
充電器が混んでいたりすると、
1時間以上もロスしてしまうこともあります。

これが楽しい! (M?)

オリエンテーリング感覚とでも申しましょうか?
 ・目的地までに、どことどこの充電器を使う
 ・そこが混んでいた時のバックアップをどうする
 ・充電器が故障していたら
 ・充電器が営業時間終了していたら
 ・決済カードが対応していない方式だったら
 ・急速充電しすぎると電池の温度が上がって、電池劣化のリスクも高まる

 などなど、
 事前に、それらを良く調べておかないと、怖くて出発できません。

これが楽しい! (ドM?)

どう時間を使うか? が楽しい
で、ようやく充電出来たとして、
30分間はその場にとどまらなければならない。

 ・何をして時間をつぶすか?
 ・逆に、良い時間つぶしイベント(名物の食事、ドッグラン、良い景色)
  があったとしても、
  今度は30分以内にそれらを終わらせられるか? 
  で急かされることに・・・

これが楽しい! (・・・・)

犬は大喜び
ガソリン車だと高速道路を連続4時間運転など余裕で出来てしまうのですが、

柴犬様は

車を下りると、「早く乗りたい」
車に乗ると、「早く下りたい」

と、毎回、勝手を申されます。

EVは、その点、1・2時間ごとに確実に充電休憩が入りますので、
柴犬様の評判は上々です。

出先での、柴犬様の散歩を充電30分以内のイベントに組み込めるか?
に悩む。

これが、楽しい! (柴犬様ファーストw)

無理な計画をしなくなりました
急いでも、直ぐに充電で休憩することになるので、
飛ばさなくなるし、
1日に何か所も観光をするような強行軍
もしなくなりました。

リーフ40kWhの場合、
電池保護のため急速充電は1日2回が限度。

従って、1日に片道500㎞を超えるような移動は厳しく、
1日300㎞以内での計画となります。

1泊2日の旅行なら、
出発~帰宅までの総延長600㎞まで。

その制限の中で、
どこを回るか?、
どこで充電するか?、
食事と充電が同じところで出来るか?、
ちょっと寄り道でも無料で充電できるところは無いか?、
その近場に、良いスポットやお店は無いか?
そんな、事前の計画を家族とするのも楽しいですし、
予定外の充電器を探すうちに、
穴場スポットを見つけることもあります。

長距離の仕事で使うのはとても無理ですが、
旅行で使うと不便で楽しいですよ、EV! (フェチ?)

次回予告
補助金交付決定通知も届き、
いよいよV2H、蓄電池の設置工事の日がやってきました。
季節は売電に厳しくなり始める秋、さあ君の真価を見せてくれ!

では、今日はここまで!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA