前回まで
既存の太陽光・オール電化に、
EV、V2H、据置蓄電池を加えた
新オール電化布陣での生活が始まって1ヶ月。
太陽光の元気がなくなり始める10月の結果でしたが、
そこそこの節約効果が得られており、
追加投資の回収は3年で出来そうとの試算となりました。
我が家の供給・消費電力の割合
10月の「我が家」での供給電力と消費電力の
月間推移を下図に示します
上図でお解りの通り、
ここでの「我が家」とは、「自宅+EV」になります。
8日付近と21日付近の2つの目立つ山は、
EVで何回もの経路充電が必要になるような
遠距離まで出かけた時のものです。
また、供給と消費で微妙にグラフの形が違うのは、
EVや据置蓄電池があるためで、
通常は、今日、供給された電気は、今日使いますが、
電池があると、翌日以降に使うことが出来るためです。
供給はやはり買電がメインで全体の7割、
残り太陽光が2割、
EV充電ステーションでの経路充電が1割を担っています。
消費は電池のお陰で売電は殆ど無くなり、
自宅消費:EV走行で2:1と言ったところです。
ただ、10月のEVはやや距離を走ったので、
通常は3:1程度になるのではと予想しています。
電気に名前は付いているか?
さて、こうやって見てみると
EVや畜電池が来たお陰で、
今日供給された電気は、今日使い切る必要は無く、
家電やEVの走行など、
その用途も柔軟に使うことが出来るようになりました。
逆に、EVで外部充電してきた電気を
家で消費することも出来るわけです。
(こっちは、かなり高単価な電気ですが・・・)
電気に名前やIDが付いているわけでは無いので、
どこから供給された電気なのかは知らずに
ユーザーは家電やEVを使っていることになります。
将来のV2Gなどのグリッド化では、
これが町規模に広がるわけですが、
その場合でも、通信とは違って、
電気に名前は付けられませんので、
各家のスマートメーターを関所として、
その出入り量からオンライン管理するのかと。
でも、これなら、
もし近所に無料の充電ステーションなどあれば、
毎日、EVでそこまで電気を貰いに行って、
家の電気としても使えてしまうのでは?
と悪いことも考えてしまいます。
残念、もとい幸いなことに、
我が家の近所には無料のステーションがありません。
・・・・・
次回予告
我が家で日々の電力単価をドライブしているのは何?
日々節電するにはどう生活すれば良いのかをデータから考えます。
では、今日はここまで!