前回まで
翌日の天気予報から
適切な深夜電力による充電量を調整する機能は
EVを使ったり使わなかったりする
我が家の生活パターンに合わずに利用を断念。
我が家のV2H(ニチコントライブリッドT3)には
今のところ、スマホで遠隔のモニタやコントロールする機能がなく、
「まあ、気にし過ぎても仕方ないか」
と諦めかけていました。
遠隔リモコン
昨今はほぼ各家にネット回線があり、
無線LANも飛んでいて
各家電も無線LANでネットに繋がり、
お父さんが帰宅前にスマホで家のお風呂にお湯を張る
とか、居間で
「アレクサ! お風呂沸かして」
と話すだけで、操作ができる
などのシーンがCMでも見られます。
人間ダメになりそうですが、
空いた時間は他のことに使えば良いと考え、
あるものは便利で使いたいです。
そんな最新の家電でなくても、
スマホで遠隔操作できる小型単機能ロボット
を使えば、スマホで操作ができます。
上の写真は我が家のお風呂リモコン(2010年製)に
小型単機能ロボットを取り付けている状態です。
この SwitchBot など幾つかのメーカーから出ています。
V2Hを遠隔でコントロール、例えば、
・今日は午後急遽EVを使うことになったので、
EVの電気は家の消費には使わないようにしたい
・明日、天気が悪いらしいので、
据置蓄電池への充電量を増やしておきたい
などを行いたいのですが、
上述のような小型ロボットでこれをやろうとすると、
恐らくリモコンのタッチ画面の周囲に
4~5個の小型ロボットとWebカメラを付けねばならず、
指操作時の邪魔になりそうですし、
美観的にもちょっと・・・・・
(家族から、また白い目で見られます (^^; )
といった状態になりそうで、躊躇していました。
ECHONET Lite対応とは?
そんな折、
朝のTV番組で昨今の電気代高騰を取り上げており、
「今は、スマホで家の電力使用量が遠隔で見られ
出先から家電のコントロールができます」
との説明がありました。
「まあ、全ての家電や
住宅機器をパナ製なんかに統一すれば・・・」
とTVなどのホームシアターでのメーカーによる囲い込みと
同じ構図を思い浮かべていたところに、
Nature と書かれたオシャレな筐体が目に留まりました。
「あれ? メーカー統一しなくても、
家電やパワコンのモニタやコントロールが出来るの?
ホームシアターでのDLNAのような、
業界統一規格があるのかしら?」
と調べてみると、
HEMS機器や家電のIoTに関する国際規格として、
が設定されており、
上のNature社は、
HEMS機器を繋いでコントロールする
このECHONET Lite規格に対応した
HEMSコントローラーを製造・販売するサードパーティ
であることがわかりました。
ECHONET LiteのHPで
規格対応機器を調べてみると、
我が家のパワコン・V2H・蓄電池も
この規格に準拠していることが判明。
言われて見ると確かに、
取説やカタログの隅っこの方に小さく、
ECHONET Lite搭載 の文字があります。
ただ、DLNAの場合もそうでしたが、
こう言った標準規格準拠と言っても、
いろいろ細かいバージョンの違いや機器の相性などもあり、
必ずしも全ての組み合わせで動くとは限らないことが往々にしてあります。
(我が家の物置には、そんな没ガジェットが死屍累々・・・)
ニチコンのサイトでも、
「HEMSへの接続は、弊社で接続試験したものは可能」
との但し書きがあります。
そりゃそうですよね。
HEMSコントローラーだけでも100機種以上、
対応機器は1000機種以上あり、
その全ての組み合わせで動作テストや保証をせよと言われても
事実上不可能です。
この辺りは、
「ガラパゴス化」や「我田引水・囲い込み」などを
絶対に許さないような
規格全体の意気込みにかかっているかと。
Nature社のスマホ利用式HEMSコントローラー
Nature Remo E
価格 4万円ぐらいか・・・・・・・
またもや頬が赤くなっています (#^^#)
・・・・・・・・・・・・
次回予告
HEMSコントローラーを
スマートメーターに繋ぐには
Bルートサービス
なるものに申し込む必要があります。
なぜB?
AとかCもあるの?
では、今日はここまで!