トライブリッドT3の充放電効率(冬) 2022年12月

前回まで
太陽光、オール電化、EVに厳しい冬ですが、
我が家の地方、使用方法では、
電力単価は
ベースの深夜電力から
そう高くならずに済んでいることがわかりました。

トライブリッドの充放電効率について
電池が据置とEVで2系統在るため、
充電量と放電量による直接算出が困難でしたが、
EVが終日出払っている日のHEMSデータが何回分か得られ、
据置蓄電池については、充放電効率が概ね見えてきました。

据置蓄電池(屋外設置)の充放電効率は、

 87%(12月、外気温 -4~18℃)

となりました。

ここで、充放電効率 とは

 = 家で消費できた電力
   / 充電に要した電力

となります。

従来の、EV+V2Hでの充放電効率が

 40~60%

程度だとのネットの口コミと比較すると、
かなり高い効率が出ています。
さすがに、専用設計と行ったところでしょうか?

外気温による影響があるかも知れませんので、
今後も季節毎に、同様の方法で確認し、
ここで紹介していきます。

一方、トライブリッドのEV+V2Hの充放電効率については、
EVを終日PSへ接続したままにするとともに、
EVの電力を自宅で活用できるよう据置蓄電池の稼動は止めた状態で、
その時の、消費電力と充電に要した電力のみを
記録する必要がありますが、
12月はそのような機会がなく、
今のところ、正確な充放電効率に関する数字は取れていません。

ただ、間接的に、
充電時と放電時のSOCの変化から算出してみると、

 77%(暫定、12月、外気温 -4~18℃、青空駐車)

程度の効率が出ていそうとの暫定結果です。

こちらは、さすがに最新型だとしても、
ちょっと、効率が高過ぎる気もしますが、
V2H導入後の電力料金からの逆算では、
それでも70%は出ていそうです。

後日、どこかで紹介しますが、
我が家の日産リーフのSOCには、かなりヒステリシスがあり、
自宅へ放電していても100%のまま長時間動かなかったり、
全く使用していないにも関わらず、数%減っていたりと、
SOCを信じての充放電効率算出は、誤差が多そうです。

写真 SOC表示のヒステリシス例

充電残量(SOC)ってのは、
直接「電力の貯蔵量」を計測することが出来ないので、
通常は電流の累積値とか、
出力電圧値から間接的に算出しているため、
使用状況や気温などに大きく左右されます。

やはり、どこかの機会で、
EV電池のみ接続したときの、
消費量と充電電力量で計ってみます。

では、今日はここまで!

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