前回まで
日中の太陽光余剰電力による充電でも、
据置蓄電池の「鈍行」運転が発生し、
当面、再発するかをWatchしていくこととしました。
朝方の放電ピーク時に買電してしまう
図1は以前もお見せしましたが、
蓄電池の昼間の充放電作動を示しています。
この内、家計のために避けたい順から
・②での系統からの買電
・④での系統からの買電
・③での系統への売電
です。
我が家の生活パターンから、
④の頃にはEVが帰宅しているので、
夕方の系統から買電リスクは比較的低いです。
一方で、②の頃にはもうEVが出掛けてしまっているため、
①の時点で充電が足りないと、
②で買電が発生してしまうことがあります。
そこで、我が家では、
過去の買電、売電履歴から、表1のように、
①の時点での蓄電池、EV電池の充電上限を設定していました。
2月は過去の太陽光発電履歴から、
①の時点での蓄電池のSOCが30%でも、
②で買電が発生しないと見込んでいましたが、
この2月の10日間では、買電が何回か発生してしまいました。
原因は、冬の朝の電力使用量の過少評価と、
蓄電池の充放電効率を高めに見積もってしまっていたためでした。
そこで、
再度、この4ヶ月の使用実績による据置蓄電池の充放電性能と、
過去の朝方の電力使用量を再度精査し、 表1を見直したのが表2です。
変更点は、
冬の朝方の電力使用実績から2月、3月の充電上限を増やした一方で、
春から秋にかけては、太陽光が朝早めに立ち上がっていた実績を考慮して、
蓄電池の充電上限を見直し前の設定よりも減らしています。
さて、この見直し設定が意図通りに働いてくれますか?
まさに素人サッカーのような変更の顛末は、
また、ここでお知らせいたします。
では、今日はここまで!