トヨタbZ4X試乗記(その1、登場時期) 2023年3月

前回まで
2月の我が家の電力動向をご紹介しました。

太陽光が元気になって来て、
据置蓄電池をもう少し大きな容量にしておけば・・・・
と目先のデータで一喜一憂しております(^^;

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さて、トヨタのEVである bZ4X に終日乗ってきました。
今回から、その感想を書かせていただきます。

いつものトヨタ?

「となりの車が小さく見えま~す!」

結果、
 排気量で +100CC、
 3サイズで +数センチずつ、
だったのは、有名な話です。

良く「後出しじゃんけん」と揶揄されますが、
あとから負ける商品を出す筈もなく、
恐らくは急遽の変更などもあった筈で、
そこに設計、生産が対応できてしまうのは、
やはり紛れもなく同社の「強さ」です。

また、あれだけ稼いでいるメーカーですので、
研究開発投資もそこに従事する人材数も半端なく、
ゆっくり社会の動向を見極めてからでも、
すぐにキラー商品を出せるだけの「引き出し」を持っています。

で、初代日産リーフ(2010年発売)に遅れること12年、
トヨタの量産EVであるbz4xが登場してきました。
この12年の間に、

・電池寿命低下(セグ欠け)問題
・テスラの人気
・欧州EVショック
・中国EVの「激」台頭
・電池供給・高騰問題
・充電インフラの不足
・ボルトリコール

などなど、

矢継ぎ早に環境の変化やトラブルなどがあり、

「後出しするにしても、いつ出すか」

の見極めが難しかったかと。

また、

 ・レコードがCDに
 ・フィルムがデジカメに

の時よりも、
金額も人数も桁違いに影響があるこの大きな変化に対して、

サプライチェーンをどう維持していくか・・・

などでも各所と綱引きがあったと予想します。

ただ、いくら「盤石後出し」の同社だとしても、

「12年とは、ずいぶん長かったなぁ・・・」

と言うのが正直なところです。

まあ、通常の「後出し」ケースと違うところは、

 ・日産リーフってそんなにヒットしておらず
 ・全国のディーラーに急速充電器を設置し
 ・24時間充電器だけは使用できるようにディーラーのレイアウトを変更し
 ・無料充電サービスを提供し続け
 ・電池の劣化や突然のシステムダウンへ対応も必要

など、
ビジネス全体で当初のEVは魅力的とは言えない点でした。

結果、トヨタの本格EVの1台目は、
日産以外の他メーカーにも遅れ、
ほぼ最後発で市場投入することとなり、
その割には、一番ユーザーが気になる電費、航続距離はパッとせず、
せっかくの「後出し」を活かしているとは言えず、
更に、ディーラー急速充電器の整備も遅れています。

ちまたでは、
この出遅れは致命的とか、
心配する声も多くなっていますね。

でも、以上は、
あくまで、日本での話であり、
あくまで、現時点での状況です。

資金力、開発力が半端ない同社のことです。

今後のマイチェンや2台目以降で
簡単に巻き返してくるのでは、と予想しています。

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次回は、「乗り込んでみた感想」をご紹介します。

では、今日はここまで!

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