トヨタbZ4X試乗記(その2、乗り込んでみて) 2023年3月

前回まで
噂のトヨタ初の本格EV、bZ4Xの登場時期について
感想を述べました。

今回乗ったのは4WD、20インチタイヤの標準ルーフ車です。

乗り込んで感じたこと

床が高い

ってのが最初に感じたことです。

似たような最近のSUV(エンジン車)に数種乗ってたことがありましたが、
全高や室内高は同じようなサイズだったにもかかわらず、
乗り込んだ一歩目で、

「あれ? 床、高いなぁ・・・」

と感じました。

写真1 床が高い(電池の分、厚め?)

その差は10cmも無いかと思いますが、
恐らく床下に電池を敷き詰めた結果なのかと。

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お次はやはりあのメーター配置です。

写真2 メーターとハンドルが被る

ステアリング・バイ・ワイヤによる
異形ハンドルが本来の設計上の配置なのでしょうが、
普通のシート、ハンドルポジションとすると、
上の写真2のようにハンドルの上端がメーターの下端と被ります。

と言っても、このメーター下端付近には、
液晶画面にはなっていそうなものの、
現状、何かが表示されることはなく、
このハンドルによる死角が問題になることはありません。
(この死角のために、表示に使うのを避けているのかも知れませんが・・)

この辺りは、本命の異形ハンドルバージョンから本領発揮か?

また、この「遠い」メーターですが、
場所的にはヘッドアップディスプレイの代わりと言えるものの、
やはり全ての表示が小さ過ぎると感じました。

特に、ACC中の車間の設定が、今どの設定になっているのか全くわかりません。

写真3 メーター表示(情報量の割に小さくて遠い)

私は、もっと手前に大きなディスプレイを置き、
かつ、遠くにHUDもある従来通りの配置が好みです。

シフトは写真4のようなダイヤル式の
なかなかお目にかからないタイプのものでしたが、
操作はわかりやすく、音や音声での警告もあり、
誤操作リスクは少ないだろうと感じました。

写真4 シフトダイヤル(Pボタンは独立)

Pボタンは
ダイヤルの中央に配置すればもっとスペースを稼げそうですが、
誤操作を防ぐためか、やや奥まったところに離れて配置されています。

車が止まったときにだけ押すボタンですので、
これで良いのかと。

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リーフと比較すると
車格もサイズも上な車なので、
室内の雰囲気、車内サイズの余裕、静かさ、内装の質感
などは全てこのbZ4Xの方が上で、素敵な車との印象です。

次回は、「走り出してみると」をご紹介します。

では、今日はここまで!

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