参考)
・EV導入 2022年6月~
・V2H導入 2022年10月~
太陽光動向
まずは、太陽光です(図1~3)。
引き続き、季節と共に日射量が増え、
順調に太陽光パネルの発電量も増えています。
4月としては記録的な日射量だった一昨年に比べれば、
今年の4月の日射量(図1中グレーの折れ線)は若干少なかったものの
高性能?かつ新品(未劣化)のニチコンパワコンのお陰で、
発電量(図1中棒グラフ、グレー)は
その一昨年さえ超えた多さとなりましたvv
交換前の12年間使用していた三洋製パワコンに対して、
交換後のニチコンパワコンが新型なりの高性能を出してくれているのか?
をチェックするのが上図2です。
参考スペック)
・三洋パワコン効率 94.5%
・ニチコンパワコン効率 95%
スペック上の差は変換効率0.5%だけでしたが、
図2の回帰式の傾きの差から、
引き続き、ほぼ1割の発電効率向上が得られていますvv
このままの高性能を今後も維持して欲しいところです。
毎日正午ごろの太陽光発電のピーク出力については、
HEMSに残っている1時間平均の最高値を
下の図3に示しています。(予測方法は、こちら)
う~む・・・・
我が家は、
「パネル温度上昇による発電効率の低下」には比較的強いと言われる
三洋電機製の「HITパネル」なのですが、
温度補正した予測カーブ(図3の青線)の方が良く一致していそうです。
ただ、今年の4月は、正午付近に雲が出てしまった日も多く、
ここは、もうしばらく様子見をしてみます(往生際悪・・・w)。
以上、太陽光発電については、引き続き順調に作動してくれているようです。
EV動向
お次は、EVです(図4)。
ランコス参考
原チャ 3円/km
最新ディーゼル車 5円/km
最新ガソリン車 6円/km
我が家の軽自動車 14円/km(15年前のトルコン式トールワゴン)
4月のEV電費(黄色線)は、
過ごしやすい気候おかげでリーフのクーラー・ヒーターは使用せず、
引き続き、良い電費性能を示してくれました。
また、ランコス(青線)についても、
引き続き「ほぼ無料」となりました。
(図ではグラフの欄外にまで下がってしまっています)。
これは先月もご紹介したとおり、
・毎日の用事の経路に無料の充電ステーションがあること、
・結果、深夜電力でのEVへの充電を殆ど行わずに済んだこと、
・日中の無料太陽光発電でEVへも大量に充電出来たこと、
によるものです。
我が家の使い方・生活パターンの場合、春はEVに無料で乗れていますv
電力供給・消費動向
図5と6は、
家とEVへの電力供給と消費の動向です。
まず供給側ですが、
図5にオレンジで示す系統(電力会社)からの買電が、
前回少なかった3月と比べても、更に減っていることがわかります。
これは、青の太陽光発電がますます季節通りに増えてくれたことと、
グレーの経路充電が我が家の場合、ほぼ無料で済んだお陰です。
一方、図6の消費についても、
気温上昇により自宅分の電力消費(図6中の青)
が例年通りの傾向で減ってくれています。
これも、4月の系統からの買電が減ってくれた要因の一つです。
参考として、
図7に平均気温vs自宅消費電力の関係を示します。
4月(グレーの左から4点目)は、例年のカーブと良く一致していて、
4月の自宅は、ほぼ年間での「底」の消費電力となっています。
今後、気温が上昇していくルと、
今度は、自宅でもクーラーによる電力消費が増えてくることとなります。
(図7での右方向に移動していく)
電力単価動向
最後に電力単価(含・EV経路充電料金)です(図8)
4月も先月に引き続き、
EVがほぼ無料で経路充電により利用出来たこと
太陽光が連日とても元気に発電してくれたこと
などが効いて、
約6円/kWh(自宅+EV)
と、またもや我が家の安価記録を破る空前の低単価で過ごすことが出来ました。
(燃料調整、再エネ賦課を含まず)
電気料金は、昨年同月と比較して1.4万円も減りましたvvv
(しかもガソリン代の負担もなし)
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以上のように、
・V2H
・EV
・この時勢でも無料を続けて下さっている経路充電
のお陰で、引き続き、空前の光熱費+ガソリン代の安価な生活が出来ています。
さて、5月ですが、
気温上昇によるパネルの変換効率の低下が
どの程度効いてくるか?
また、早めに梅雨が来てしまって、
太陽光による発電が減ってしまうことなども懸念されます。
次回も、6月初旬頃に5月分の電力動向をご紹介させていただきます。
では、今日はここまで!