余剰太陽光電力でのエコキュート運転を試行 2023年5月

先日、ここで構想した

「余剰太陽光電力は売らずに、エコキュートで使う」

を、梅雨入りで日が陰る前に試してみました。

とは言っても我が家のエコキュートは旧式のため、
HEMSでの自動や遠隔の制御は出来ません。

そこで、毎度のように没ガジェット倉庫を漁ります。
使っていなかった小型指ロボット君を
遠隔で沸上運転が出来るように
エコキュートリモコンに追加設置しました(写真1)。
(毎度、家族からの白い眼が痛い・・・・・・)

写真1 エコキュートリモコンに指ロボットを追加
(左 タンク沸上ボタン用、右 風呂追焚ボタン用)

指ロボットはHEMSとは連動出来ないので、
HEMSモニタで太陽光発電量、売電量を見ながら、
沸上の余裕電力がある時を見計らって、エコキュートの沸上運転を実施。

結果として、電気料金がどう変化するかを確認します。

図1と2は、似たような快晴の日に、
従来通り深夜電力でエコキュートの沸上運転を行った場合と、
上で準備した方法により余剰太陽光電力で沸上運転を行った場合の比較です。

図1 太陽光電力と消費電力の変化(深夜電力で沸上運転を行った場合)
図2 太陽光電力と消費電力の変化(余剰太陽光電力で沸上運転を行った場合)

この両日での電気料金(含 燃料調整、再エネ賦課)を表1に示します。

 買電売電正味料金
深夜電力利用200円-45円155円
太陽光電力利用112円-3円109円
表1 太陽光電力利用による電気料金軽減効果

電気料金負担の軽減は46円でした。

晴天率が平均で50%、
更に太陽光が余剰するのは1年の内8カ月間として、
1年での負担軽減額は5000円程度と、
前回の試算通りとなりました。

指ロボット買っただけで赤字になりますね(^^;

でも、ご存じの通り、
買電単価は値上げされるのに、
売電単価は据置なんですから、

消費者としては、細やかでも抵抗してみたくなります。

(ガジェットヲタクなだけw)

細やかな抵抗・・・・いえ、拒否柴はむしろご褒美です

では、今日はここまで!

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