前回紹介した自宅消費電力の内訳についての続報です。
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まずは、季節での変動を追ってみました。
図1は、季節ごとの1時間あたりの消費電力内訳です。
やはり、季節で消費電力が大きく変動するのは、
エコキュート(濃青)と空調(オレンジ)のみとなっています。
ともにヒートポンプですので消費電力は外気温に左右されます。
給湯は外気温が低くなるにつれ消費電力が増加します。
こちらは、可能な限り太陽光の余剰電力での給湯を続けています。
また、更に電力が余剰するときには、
遠隔操作が可能なポタ電(容量1 kWh)への充電も行っています。
(ポタ電に貯めた電力はその日の夕方~夜の家事に使っています)
一方の空調は、冬と夏に消費電力が増えますが、
やはり冬季の消費が多く、年間消費の大きな部分を占めています。
対策としては、燃費の良い、冬向けの暖房機器が欲しいところです。
ただ、部屋全体を温めるような暖房器具では、
石油やガスのファンヒーターよりも、
エアコンの方がトータル燃費は良いと言われており、
これ以上の改善は望めそうにありません。
スポット暖房の雄であるコタツ先生も併用したいところですが、
柴犬様の活動エリアが狭まるため、我が家では使っていません (^^;
冷暖房の設定温度を1℃和らげられると噂の
「サーキュレーター」の導入を検討してみようと思います。
(また、ガジェットヲタの血が・・・・・w)
図1で次に目立つのは、
PCの消費電力(グレー)が年間を通して多いのが気になります。
1日で約10 kWh、我が家の全体消費の1/5~1/3を占めています。
そこで、
PC、モニタ、ストレージサーバーについて、
「電源スタンバイ」を試してみました。
図2は、スタンバイの有無による
消費電力の比較を示しています。
オレンジ線の方が全体的に低く、
スタンバイは省エネ効果がありそうですね。
差を取ってみると
1時間平均で170 Wh(参考、Spec上のピーク消費は 合計480 Wh)、
1日分で消費電力が概ね4 kWhも減っています。
我が家の年平均での電力単価を15円/kWhとして
年間2万円ぐらいは電気代が節約出来そうです!
先日のエコキュート運転の太陽光余剰電力利用よりも、
一桁も節約効果が高い・・・・(^^;
省エネ機器を導入する前に、
自らの消費を省みないといけませんね。 < 当たり前w
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さて、
今回PCのスタンバイ化を試してみましたが、
我が家のPCをOSの設定で「省エネ設定」にしても、
自動ではちっともスタンバイになりません。
直ぐには解決できそうになく、
今のところPCについては手動でスタンバイにしています。
(サーバーの方の自動スタンバイ化は特に問題なし)
これまで、PCの電源設定は「高パフォーマンス優先設定」固定、
それを常時、電源ONで使って来たために、
我が家のPCが自動スタンバイにならない状態になっていたことさえ、
気付きませんでした。
ネットを見ると、
PCが自動でスタンバイにならない不具合や対策の記事が多くあり、
結構、メジャーな症状のようですね。
色々、弄ってみようと思います。
(PCがうまく動かないと楽しいw < 変t)
では、今日はここまで!