中古リーフを購入して2回目の夏ですが、
最近気になったのが、
「同じ充電器なのに、電気が入って行かない」
ことです。
本日は、
この1年間の急速充電データを気温で整理してみましたので、
ご紹介します。
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充電は温度に左右されます。
低温時は電解質内をイオンが動きにくくなるため、充電は遅くなる。
逆に高温時はイオンが動きやすくなるため、充電は速くなりますが、
あまりに温度が上がり過ぎると、今度は電池そのものが壊れてしまいます。
そこで、充電器と電池は、温度情報をやり取りしながら、
高温時にも充電速度を抑えるように調整を行います。
結果、リチウムイオン電池は、
ある美味しい範囲よりも高温でも低温でも
その充電速度が遅くなります。
この「温度」は厳密にはバッテリー温度なのですが、
充電時のバッテリー温度をいちいち記録はしていないので、
ここでは、気象庁が細かく記録してくれている「気温」で整理してみました。
なお、二代目リーフ・ZE1のバッテリー温度計は、
図1の通り、
オレンジ表示が50℃~60℃
水色表示が0℃~10℃
とのことであり、
この内、充電速度が快適なのは、
バッテリー温度が15℃~35℃
程度と言うのが、この1年使用してみての感想です。
1.使用データ
期間 2022/6~2023/7
充電数 174回(可能な限り、負荷走行直後等のノイズデータは除きました)
充電器 50kW/125A機(全て同じ急速充電器でのデータとしました)
充電開始SOC 概ね20%前後
車 2019年製 日産リーフ ZE1 40kWh
(充電能力 最高50kW)
よって、理論上の最高充電速度は、
50kW/60分 = 0.83 kWh/分
となりますが、
我が家のリーフはどこまでこの理論性能に近づけるでしょうか?
2.気温の影響
図2は充電時の気温と、充電速度の関係です。
回帰式(2次)が空しくなるぐらいデータがばらついていますが、
なんとなく凸型の分布をしています。
そして、回帰式もデータも、
概ね、気温が15℃~20℃の時に最も充電速度が速い結果となりました。
理論値の0.83kWh/分に近いデータも気温20℃前後で得られています。
ただこれらは30分間の急速充電をした際のデータではなく、
10分間だけ急速充電した際のデータでした。
リーフも30分連続で、
こんな最高速での充電が出来ると嬉しいのですが・・・・(^^;
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と言うことで、
最近、充電速度が遅いと感じていたのは、
気のせいではなく、
この猛暑が原因のようです。
同様に気温が寒くても充電速度は上がっておらず、
リーフにも充電速度Upのために、
バッテリー温度を調整する機器が欲しいところです。
しかし、気温20℃前後でないと駄々をこねるとは、
人間に似ていますよね (^^;
では、今日はここまで!