エコキュート沸上時間帯のシフト検討 2024年3月

断熱リフォームとエコキュート買い換えは見積中です。

「折角リフォームするなら、あれもこれも・・・」
と「大改造!!劇的ビフォーアフター」の冒頭10分部分のように、
ここぞとばかり、家族から様々な要望が積み上がっていきますw
( かく言う私もあれこれ要望 (^^; )

そして同番組と同じく、
リフォームだけで家が建て替えられそうな金額になりますが、
フル建て替え中の引っ越しも大変なので、
築30年を迎えた我が家の不満なところに、
手を当てていこうと思っています。

この内、省エネに効きそうな、
断熱(窓、床、壁)やエコキュート買い換えの効果については、
また、冬ごろにここで紹介させていただきます。

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さて、太陽光発電が「我が家でも世間でも」余りまくるw
4月、5月がやってきます。

先日、ここでご紹介しました通り、
1年でこの2か月間のみ「おひさまエコキュート」を使いたくなります。

そのお手軽な代替方法として、
夜間電力でお湯の自動沸上を行う従来型エコキュートの内臓時計を騙して、
日中の余剰太陽光電力でお湯を自動沸上させることにトライしてみます。

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まず、我が家の夜間電力の時間帯は、
 23時から翌朝の7時までの8時間
です。

ただ、この8時間の間、
すっと、エコキュートが自動での沸上運転を行っているわけではありません。

図1に昨年1年間での自動沸上運転時間の変化を示します。

図1 エコキュート自動沸上時間の年間推移

図1の通り、
冬は寒さのために夜間の8時間でずっと、自動沸上運転しっぱなしですが、
夜でも気温が暖かくなる春には、自動運転が4~5時間
と言ったところです。

ただ、エコキュートは通常この自動運転の時間帯を、
ユーザーが決めることは出来ません(大人の事情によるw)。

ユーザーが必要とするお湯の量、その日の気温を見ながら、
明け方7時までに十分なお湯が沸くように自動設定されているようで、
春頃の自動沸上では、23時からは運転が始まらず、
夜中の1時や2時ごろからスタートしています。
(少しでも気温が高い時間帯を選んでくれている?)

この春の4~5時間の自動運転が夜間の何時ごろに行われているかを
HEMSの記録データを元に図2に纏めてみました。

図2 夜間電力時間帯におけるエコキュートの沸上運転の頻度分布

図2から、4月、5月ともに、
 概ね 1時~7時 の6時間
自動の沸上運転が多い
ことがわかります。

一方で、4月、5月に太陽光発電の余剰電力が多い時間帯は、
 概ね 9時~15時 の6時間

となります。

以上から、
夜間に沸上運転を行う「従来型エコキュート」の時計を、8時間遅らせられれば、
自動の沸上運転を太陽光が余剰する時間帯に実施できそう
です。

例えば、今の時刻が夕方18時なら、
エコキュートの時計を午前10時にセットし直すこととなります(下表1)。

表1 4月、5月のエコキュート時計設定案(時計を8時間遅らせる)
(黄色が自動での沸上運転が行われると予想される時間帯)

表1の通り、この設定なら、
エコキュート時計上での明け方の4時、5時台(自動運転が最も行われる時間帯)が、
実時間での正午前後(最も余剰太陽光電力の多い時間帯)となります。

4月1日から、まずはこの設定で試行し、
効果を見ながら設定を調整してみます。

コストアップリスクとしては、
雨などで余剰太陽光電力が無い日に、
高単価な昼間の系統電力を買電してしまうこと
です。

この対策として、
翌日に雨天等の予報がある場合には、
未明の時間帯に低単価な夜間電力で手動沸上を行っておくことで、
日中の自動沸上運転を回避することを考えています。

結果は、またここで紹介させていただきます。

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「朝風呂が好きな家族もリスクか?・・・w」

では、今日はここまで!

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