ekクロスEV 初期感想(その4、走り・乗り心地) 2024年6月

我が家の新旧EV比較、
4回目は「走りと乗り心地」です。

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1.乗り心地
EVであろうとも、
3ナンバー車と軽自動車での乗り心地の違いは、
ガソリン車での違いと変わりません。

つまり軽自動車は、
トレッド、ホイルベースが短く、サスのストロークも少なく、
アップライトに座ることで高い位置に視点があるため、
カーブや路面の凹凸で、大きく頭が揺れます

これまで、
「リーフは高級なガソリン車ほど乗り心地は良くない」
と散々ディスっていましたが、
軽規格となるekでは、
それに輪をかけて、乗り心地が賑やかになります。

2.静かさ
軽EVであるekは
同じ軽規格のガソリン車と比較すれば、
エンジン音が無くなった分だけ
とても静かに走ります。

でも3ナンバーEVのリーフと比較してしまうと、
ekでは外部の騒音や、タイヤの走行音、風切り音が
かなり耳につく
ことになります。

やはり、軽規格のekでは、
ドアや天井などの防音・制振に充てる厚みが少ないためかと。
ここも、EV特有のお話ではなく、
ガソリンの3ナンバー車と軽自動車の比較と同じですね。

ドアを閉めたあとの「静かさ」による「あの耳が痛くなるような感覚」は、
リーフでは感じましたが、ekでは感じられませんでした。

「静かさも高級車には遠く及ばない」とディスっていたリーフでしたが、
ekと比較すると「かなり静かだったんだな」と今になって思わされます。

3.走り
定量的な数字では何とも言えないものの、
加速「感」やレスポンス「感」は、
車体の軽いekがやはり上
だと感じます。

一方、ハンドリングは、
ekは1トン超の車重の割にタイヤがプアで、
コーナーで早めに限界が来ます。

上述のように、
加速が良いので調子に乗って飛ばしていると、
下り坂のコーナーで酷い目に遭いそうですw

リーフ同様に、
下り坂ではBレンジによる回生ブレーキを
しっかり使って行く必要がありますし、
「そもそも飛ばす車では無いのだ」と、
自分に良く言い聞かせる必要があります

4.電費
6月の電費(エアコン弱利用)では、
 リーフ 7.3 km/kWh
 ek  9.4 km/kWh
概ね3割程、ekの方が安価に乗ることが出来そうです。

40kWhリーフと比べて、
ekは半分の20kWhしか電池の容量がありませんが、
ekの航続距離(180km)がリーフ(322km)の半分よりも長くなるのは、
軽量が故のこの電費性能の良さに因るところが大きいのかと。

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以上、リーフとekの
「走りと乗り心地」を比較してみました。

ekは、
軽い車体に2リッター車並みの高トルクモーターが積まれており、
音もなくスルスルっとスピードが出てしまう一方で、
ブレーキやタイヤは通常の軽並みにプアなため、
ガソリン軽よりも、高い自制心が必須な車ですね

こちらも今後、長く使ってみてから、
また、感想を更新したいと思います。

次回は「ネット・充電カードサービス」について紹介します。

では、今日はここまで!

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