1年に1回、毎年6月にニチコン社がネット経由で実施する
トライブリッドT3の定期メンテナンスが
この6月にも行われました。
我が家は2022年9月末にT3を設置・運開したので、
当該メンテナンスは昨年6月から始まり、今年で2回目です。
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メンテナンスによるトラフィックやサーバー負荷を分散させるためか、
T3ユーザーは、0~9の10組に分けられ、
0組 6/10、6/20、6/30の3日間のどれか1日の夜中
1組 6/1、6/11、6/21の3日間のどれか1日の夜中
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の各組日程・時間帯で遠隔操作によるメンテナンスが行われます。
メンテナンスでは据置蓄電池のSOCを
深夜1時から100%まで充電した後、
今度はSOC10%程度まで放電する中で行われます。
深夜に100%充電や放電が出来ないご家庭もあるだろうとのことで、
メンテのチャンスは上述の通り各組3日間ずつ設定されています。
もし、この6月の3日間でメンテ運転が出来なかった場合には、
9月の同じ3日間で再度メンテを行うことが出来ます。
(6月と9月の共通点は・・・・1カ月の日数が共に30日だから?)
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さて、我が家の2年目メンテですが、
初旬の1回目はそんな年次メンテがあることをすっかり忘れていて、
途中でメンテ条件を逸脱するような手動での充放電操作を入れてしまいキャンセル。
翌朝にT3のリモコン内に「メンテをキャンセルした」旨のメッセージが届いていて、
年次メンテナンスの月になっていたことを漸く思い出しますw
中旬の2回目では忘れずに、手動による操作を封印したので、
ニチコンさんの設定どおりに遠隔メンテが実行され
今度は無事に朝方までに終了しました。
2回目のメンテで必要なデータは取れたようで、
下旬の3回目のメンテは特に行われませんでした。
しかし、電池を満充電にして、下限近くまで放電って、
このメンテでニチコンさんは何をやっているのでしょうかね?
システムの動作チェックと、
蓄電池のSOHの健全性を確認している?
V2Hの方は、EVは自動車会社の責任範囲としても、
V2Hの機器部も遠隔メンテして欲しいのですが。
表に見えないだけで、
裏ではV2H部のシステムチェックもしてくれているのかな?
毎度思いますが、
この定期メンテの結果をユーザーには知らせてくれないので、
ユーザー側はメンテ日を忘れてしまうのかと(私だけ?w)。
まあ、SOHなんかを下手にユーザーに教えると
仕様内の劣化にも関わらず、計測結果に質問やクレームを
してくるユーザーが居るからでしょうかね?w
昨年も同じことを言ったような気がしますが、
「便りの無いのは良い便り」
ってことなのかと。
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ニチコンさんや三菱自動車さんからは、
今のところSOHなどを教えてもらえていないので、
以下の様に、定期的に自分で算出することとしています。
なお、図内の保証期間予想SOHはあくまで現状データからの超外挿ですので、
まだ現時点では、全くあてになりません(私の心の準備用w)。
これら3つの図は、ここで定期的にご紹介していきます。
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さて、なぜニチコンさんは年次メンテに6月を選んでいるのか?
上述の通り、
定期メンテでは、系統電力でSOC100%までの充電が必須となります。
買電による100%充電が無駄にならない季節として、
梅雨時の6月がメンテ月に選ばれているのでは?
と私は予想しています。
ただ、今年は下旬の夏至前後まで
全国的に梅雨入りが遅れましたけどねw
では、今日はここまで!