前回まで
EVのランニングコスパの良さから、
新たに導入する車は、中古の日産のリーフ40kWhに絞りました。
vsガソリン車でランニングコスパ5倍、
我が家の使い方なら年20万円の節約が可能となり、
中古車購入差額の差額100万円は5年で回収出来ると
大喜び。
EVのメリットはランニングコストのみにあらず
そうV2Hを活用すると、大型可搬式蓄電池が手に入ります。
太陽光発電の電気は無料です。
まして、初期投資が回収できた後は累積で黒字となります。
FITはその前半の投資回収を助ける制度で、
FIT中の売電単価は日中買電単価よりも遙かに高く、
(売電 48円/kWh、日中買電 26~40円/kWh)
太陽光発電で余った電力はなるべく売電することが、
太陽光設置家庭側としては最もメリットがありました。
しかし、FITが終了すると、
売電単価は深夜の買電単価よりも安価になってしまうため、
(売電 8.5円/kWh、深夜買電 13~円/kWh)
無料で使える太陽光発電の電気は、
可能な限り売らずに全て家庭内で使ってしまう方が
メリットがあります。
でも、自然エネルギーである太陽光発電の電力を
余らさずに日中に使い切ることは不可能です。
このジレンマを解消するには、
日中に家庭で余剰する太陽光発電の電力を蓄電しておき、
夕方や夜間、明け方など、
太陽光発電だけでは電力が不足する時間帯に、
回せる仕組みが必要となります。
この仕組みには蓄電池が適していることは
我が家でFITを始めた2010年当時もわかっていましたが、
当時、家庭の需要を賄えるような
5~10kWhレベルの容量を持つ蓄電池は、
とても高価でした(下図)
図は電池単体の価格ですから、
蓄電池用のパワコンや充放電の機器を入れ、
風雪に耐えられるようなケーシングを施すと、
もうワンセット太陽光・オール電化が購入できるような金額となり、
とても一般家庭で買えるような代物ではありませんでした。
ですから、この当時に、
24kWhものリチウムイオン電池を搭載して販売開始した
初代日産リーフ(376万4,250円)が、
如何に破格の安さだったかがおわかりになると思います。
家庭用蓄電池は量産効果が無く依然として高価なままですが、
(定価ベースですと、今でも10kWhで200万円もします)
中古リーフは、200万円も出せば、電池40kWhタイプが手に入るため、
据置蓄電池よりもかなりお得になります。
しかも、当たり前ですが、こっちは道路を走ってもくれますw
うん、これが狙い目だな。
これで、車も手に入りながら
自宅で太陽光発電の電力を
系統へ売らずに自宅やEVで使い切れる手段が手に入る。
太陽光の夜間利用だけでなく、
安価な深夜電力を昼間に使うような用途も期待できるな。
以上から、中古の40kWhリーフを探し始めることとしました。
はい、そうです!
またもや、重要なことを見逃していました。
次回予告
えっ? V2Hは太陽光発電専用?
深夜電力使うと赤字になることもあるの?
深夜電力単価 < 昼間電力単価 なのに?
あと、車は昼間に乗りたいんだけど・・・・・
充放電効率のお話です。
では、今日はここまで!