恒例の我が家の電力動向、
今回は5月分のご紹介です。
参考)
・EV導入 2022年6月~
・V2H導入 2022年10月~
太陽光動向
まずは、太陽光です(図1~4)。
引き続き、季節と共に日射量が増え、
順調に太陽光パネルの発電量も増えており、
この数年で最高の月間発電量となりました。
でも、この5月が、恐らくは今年の中でも最高の発電量であり、
後は年末に掛けて発電量は落ちていく一方となります。
あとは、6月21日の夏至までに、
瞬間最高発電量がどこまで行くか?を楽しみにしたいと思います。
交換前の12年間使用していた三洋製パワコンに対して、
交換後のニチコンパワコンが新型なりの高性能を出してくれているのか?
をチェックするのが上図2と3です。
参考スペック)
・三洋パワコン効率 94.5%
・ニチコンパワコン効率 95%
スペック上の差は変換効率0.5%だけでしたが、
図2や3の回帰式の傾きの差から、
引き続き、ほぼ1割の発電効率向上が得られていますvv
このままの高性能を今後も維持して欲しいところです。
毎日正午ごろの太陽光発電のピーク出力については、
HEMSに残っている1時間平均の最高値を
下の図4に示しています。(予測方法は、こちら)
瞬間発電量のピーク値についても、
引き続き、温度補正した予測カーブ(図4の青線)通りの傾向を示しています。
図3,4のような1時間平均値では無く、
瞬間値でなら、先月末の快晴時に、4.9kWって数字も見ることが出来ました。
我が家は合計5kW分のパネルを東西切妻屋根への搭載なので、
パネル自体はこの12年で全く劣化していないことが確認できましたv
EV動向
お次は、EVです(図5)。
ランコス参考
原チャ 3円/km
最新ディーゼル車 5円/km
最新ガソリン車 6円/km
我が家の軽自動車 14円/km(15年前のトルコン式トールワゴン)
5月のEV電費(黄色線)は、
相変わらず過ごしやすい気候おかげでクーラー・ヒーターは使用せず、
引き続き、良い電費性能を示してくれました。
ただ、今後しばらくはエアコン使用で
電費は悪くなっていくのかと。
また、ランコス(青線)についても、
引き続き「ほぼ無料」となりました。
太陽光の電力でEVが充電できていることと、
(トライブリッドは据置蓄電池からEVへ電気を移動できます)
毎日EVで通っている経路に
無料の充電ステーションがあるお陰です。
電力供給・消費動向
図6と7は、
家とEVへの電力供給と消費の動向です。
まず供給側ですが、
図6にオレンジで示す系統(電力会社)からの買電が、
先月同様にとても少なく済んでいます。
これは、青の太陽光発電が好調なことと、
グレーの経路充電が我が家の場合、ほぼ無料で済んでいるお陰です。
一方、図7の消費についても、
過ごしやすい季節のお陰で自宅分の電力消費(図7中の青)
が例年通りの傾向で減ってくれています。
これも、系統からの買電が減ってくれた要因の一つです。
参考として、
図8に平均気温vs自宅消費電力の関係を示します。
5月(グレーの左から5点目)も、例年のカーブと良く一致していて、
5月の自宅は、ほぼ年間での「底」の消費電力となっています。
今後、気温が上昇していくルと、
今度は、自宅でもクーラーによる電力消費が増えてくることとなります。
(図8での20℃よりも右方向に移動していく)
電力単価動向
最後に電力単価(含・EV経路充電料金)です(図9)
5月も先月に引き続き、
EVがほぼ無料で経路充電により利用出来たこと
太陽光が連日とても元気に発電してくれたこと
などが効いて、
約5.5円/kWh(自宅+EV)
と、またもや我が家の安価記録を破る空前の低単価で過ごすことが出来ました。
(燃料調整、再エネ賦課を含まず)
電気料金は、昨年同月と比較して1万円も減りましたvvv
(しかもガソリン代の負担もなし)
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以上のように、
・V2H
・EV
・この時勢でも無料を続けて下さっている経路充電
のお陰で、引き続き、空前の光熱費+ガソリン代の安価な生活が出来ています。
さて、梅雨到来の6月です。
月間の総発電量は望めそうにありませんが、
夏至に向けて、瞬間発電量がどこまで行くかを注視したいと思います。
また、リーフ購入してから1年が経過しましたので、
この1年のEV総括も行います。
次回も、7月初旬頃に6月分の電力動向をご紹介させていただきます。
では、今日はここまで!