トライブリッドT3の据置蓄電池と
日産リーフZE1のSOH劣化状況を紹介します。
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1.T3据置蓄電池(図1)
T3はSOHの情報をユーザーには教えてくれないため、
ここでは、SOCで0~100%まで充電した際の所要電力量で計算しています。
図1の通り、
当初1か月は指数的にSOHの劣化が進みましたが、
その後はほぼ経過日数でリニアに劣化が進んでいます。
ニチコンの保証契約によると、
15年は50%の容量保証をする
となっています。
しかし、図1の通り、
1年で約9%の劣化ペースとなっており、
このままリニアな劣化が進みますと、
保証期間の15年目を待たずに、容量が0%になりそうでです。
容量が50%を下回った場合には、
無償修理していただけるとのことですが、
ちょっと心配です。
2.ZE1日産リーフ40kWh(2017年式)(図2、図3)
こちらのSOHは LeafSpy を使っています。
図2、3の数字はセグ(現状は1セグ欠けの11)の予想時期です。
走行距離よりも経年での整理の方がリーズナブルに見えますね。
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以上、リーフの次期セグ欠け(11→10)は、今年末位を予想しています。
一方で、ニチコンの据置蓄電池は
ちょっと先行きが心配な状況です。
では、今日はここまで!