前回まで
EVの電力を家庭で使ったり
走行で使ったり出来るV2H、
どこの電気をどこで使うかを整理して、
日々の単価計算の方法を整理しました。
今日は、10月のV2H使用実績を紹介します。
まず何が変わったか?
当たり前ですが、
・太陽光の余剰電力売電
・朝晩・日中の買電
が、ともに激減しました。
下図はV2H導入前の昨年10月と、導入後の今年同月の、
各時間帯における買電・売電量の比較です。
朝晩や日中の買電や余剰太陽光の売電が減って、
深夜電力の買電が増えています。
一日でのトータルの買電量も増えていますが、
これはこれまで経路充電だったEVを
自宅の深夜電力で充電するようになった
ことが効いています。
そして、EVに貯めた電力は、主に翌日の走行用に、
据置蓄電池に貯めた電力は、翌日の太陽光が不足する時間帯での電力に回されます。
単価や料金はどうなった?
結果として、基本料、燃料調整や再エネ料を除いた電力単価は、
オール電化契約値上げ後換算で、この10月は、
・V2H利用前 18.0円/kWh
・V2H利用後 18.0円/kWh
(全国平均(参考) 26.0円/kWh、2022FY)
となり、V2H・蓄電池有無による月額の差額では、
・なし(10月)
となりました。
?・・・・・投資の元取れないじゃん・・・
いえいえ! ここには見えてない「大きな効果」がありました。
次回予告
V2H導入によるもう一つの節約効果を紹介します。
では、今日はここまで!