こちらも、前回の記事から丁度１年が経過しましたので、
最新情報で更新します。
データの出典は「株式会社e-Mobility Power ウェブサイト」です。
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１．自動車ディーラー急速充電器のこの１年の変化
まずは、自動車Dの急速充電器です。
急速充電器全体のほぼ半数が、自動車Dに設置されています。
図1は自動車ディーラーに設置されている急速充電器のこの１年間の推移を示しています。
図は設置箇所の多いD順に記載しており、
棒グラフは設置率、折線は設置箇所数となっています。
特徴は以下の通り。
・設置台数で他社を引き離してきた日産・三菱Dですが、この１年では設置台数も設置率も横ばい
・設置数では、この１年でトヨタがベンツ、ホンダ、レクサスを抜いて3位になるも、
アナウンスされていた「全国Dに急速充電器を5000台設置！」には、まだ程遠い状況
・現状、EVのラインナップが無いスズキですが、この１年で順調に設置箇所を増やしています
新型のEV（トヨタにもOEM供給）が、いよいよこの夏にも出るとのこと
・ダイハツは昨年のトラブルのためか、依然として軽１BOXEV販売時期のアナウンスはなく、
また、Dへの充電器設置も殆ど進んでいません
・マツダ、スバルはEVのラインナップはあるものの、Dへの設置はこの１年でも進まず
ホンダと日産がくっ付けば、
ホンダEVも日産Dの国内充電器網の恩恵を受けることが出来るのかしら？
「ホンダが日産を救済する」との見方が多いものの、
この日産Dの国内充電器網は魅力ですよね。
２．コンビニ急速充電器のこの１年の変化
自動車Dの次に台数が多く（概ね全国に1000箇所強）、
自動車メーカーによらず気兼ねなく利用できるのがコンビニの急速充電器です。
図2はコンビニに設置されている急速充電器のこの１年間の推移を示しています。
同様に、図は設置箇所の多いコンビニ網順に記載しており、
棒グラフは設置率、折線は設置箇所数となっています。
特徴は以下の通り。
・Topのファミマは率、箇所ともにこの1年で横ばいですが、
昨年のアナウンス通り、複数口の高性能充電器への置き換えが全国で順調に進んでいます
・ただしそれでも、設置率は25店舗で1箇所程度
そんなものかな？・・近所に25か所もファミマが無いので、確かめようもなく（＾＾；
・設置箇所数で2023年は3位だったセブンが、この1年でローソンを抜いて設置箇所数で２位となる
確かに近所のセブンに、先日、新しい複数口充電器が設置されていました
・ローソンも最近になって巻き返し始めているが、地力でセブンに押し切られそう
ローソンのEV充電器には、なかなかお目にかかったことがありません
（青い看板のお店で、青いEV充電器の案内だと目立たないとか？）
・ミニストップは設置率は高いものの、全て10年以上前の古いEV充電器であり、
この近年での新型充電器への置き換えは皆無かと
ファミマは有言実行で大したものです。
EVのために駐車スペースが３台分は狭くなる筈で、
郊外の大型店舗が中心とはなりますが、
長距離移動の際に大変助かります。
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電気代が値上げされ、
各充電カードも軒並み充電単価の値上げがアナウンスされ、
家で充電せずに、経路充電を多用してしまうと
最新のHV車にはランコスで勝てなくなりつつあります。
家の一晩の充電で1000キロ走れるような、
EV＋充電システムの登場が望まれます。
では、今日はここまで！
