自宅の消費電力内訳変遷 2025年2月

太陽光、オール電化、蓄電池、V2H、省エネ家電、断熱工事など、
光熱費を削減するためのガジェットを自宅に導入して来ましたが、
電気を使う側が省エネの意識を持たないと、
効果半分ですし、投資回収の時期も遅くなってしまいます。

今日は、
この数年間で我が家が取り組んできた
省エネ活動と、その効果について紹介します。

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1.実施内容と時期
① 2023年→2024年

 ・常時電源ONだったメインのデスクトップPCを使用しない時は電源遮断
 ・常時アクセス可だったNAS(6台)をアクセスが無い時はスタンバイ化(HDDも停止)

 → PC/サーバーでの平均消費電力が約4割削減
   1hr平均で、0.2kWの消費電力減
   2023年当時の自宅消費電力の11%削減分に相当

 感想:使い勝手優先で終日電源ONしっぱなしだったPCとNASでしたが、
    あまりの省エネ効果に愕然としました。
    昨今のSSDPCは起動も早く、その後も苦にはなっていません。

② 2024年→2025年

 ・冷蔵庫(2005年製、550L級)を最新機種(2024年製、550L級)に交換

  → 断熱性能が向上し、冷蔵庫の平均消費電力が半減
    1hr平均で、0.032kWの消費電力減
    2024年当時の自宅消費電力の2%削減分に相当

  感想:エコキュートやエアコンと同じで、
     冷蔵庫もヒートポンプを使う機器ですが、
     ヒーポン部分の性能はこの20年でもあまり変わらないようです。
     違いが出てくるのは、後述の風呂や部屋と同じで、断熱性能の部分。
     この20年の冷蔵庫の断熱性能の進化に驚きました。

 ・風呂をタイル張り→ユニットバスに変更

  → 断熱性能が向上し、エコキュートの平均消費電力が4割減
    1hr平均で、0.065kWの消費電力減
    2024年当時の自宅消費電力の4%削減分に相当

  感想:湯舟がなかなか冷めなくなったのが嬉しいです。
     ヒートショックの不安もかなり解消されましたv

 ・玄関、窓、壁、床の断熱を強化

  → 断熱性能が向上し、エアコンの平均消費電力が4割減
    1hr平均で、0.2kWの消費電力減
    2024年当時の自宅消費電力の11%削減分に相当

  感想:部屋が暖かくなったこととだけでなく、
     近くの国道を走る車の騒音もかなり軽減されました。

2.省エネ効果

図1に、
2023年から2025年にかけて行った、
自宅での省エネ活動や省エネ家電導入、省エネ改築の効果を纏めます。

図1 我が家の自宅省エネ化の変遷(2023年→2025年)

やはり目立った改善は、
冬の給湯と空調に取られる消費電力が減ったことで、
これは今回のリフォーム工事の恩恵でした。

ヒーポンを使う機器は、
その断熱が省エネを大きく左右するわけで、
とすれば、EVの車体も断熱性能を高くすれば、
特に冬の電費の悪化が軽減されるってことですかね?

車中泊用途なら断熱材は「アリ」なのですが、
電費改善用途での追加は重量増とのトレードになるし、
普通の車は窓が多いので厳しいかな?

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自宅の消費電力もこの2年で約3割減と結構下がってきました。
あと手を付けるとすれば、NASの台数削減、テレビの省エネ化あたりでしょうか?

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では、今日はここまで!

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